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肩こり 原因
こんにちは、あおば整骨院 川口院です。
前回までは腰痛についてお話ししてきました。
今回からは肩こりについて話していきます。
肩こりは腰痛と同様にお悩みになっている方が多いのではないでしょうか?
今回はその肩こりの典型的な原因について紹介していきます。
まずは原因の話をする前に、体の構造のお話を少しさせてください。
普段、皆さんは意識していないと思いますが、自分の頭の重さはどれくらいなのか考えたことはありますか?
一般的に頭の重さは体重の10%と言われていて、60キロの体重の人でしたら頭の重さは6キロもあります。たった6キロ?と思う方もいると思いますが6キロというのは体のパーツの中で一番重い重さになります。
そんな体で一番重い頭を支えているのが、首と肩です。日本人、その中でも特に女性は頭が大きい割に首や肩の筋肉が細くできているため、肩こりを起こしやすいと言われています。
そんな肩こりといっても、原因は何十種類もあります。人によって原因は様々ですが、今回はその中でも特に多い「姿勢」と「運動不足」について紹介していきます。
今回、紹介する原因の一つ目である「姿勢」は、主にデスクワークや勉強、家事や育児などによって引き起こします。コロナ禍があった最近は、パソコンやスマホなど長時間同じ姿勢で使用することによる肩こりが増えています。
パソコンやスマホの操作、家事や育児、学生に関しては勉強するときの姿勢は、頭が体よりも前に出て、首を前に突き出す姿勢になります。
頭が5㎝前に出ると首にかかる負担が3倍になると言われています。つまり6キロの頭でしたら、18キロの頭を首や肩で支えなくてはいけなくなるということです。
また、頭が前に出たとき人は肩を内側に巻き、猫背の姿勢になりやすくなります。
こんな姿勢を長時間続けていると、首から肩の筋肉が緊張してしまい、疲労が溜まったり、血流が悪くなってしまい肩こりを引き起こしやすくなります。
原因の二つ目は「運動不足」です。
肩こりを起こしているときの体は血液の流れが悪くなっています。血液は全身に酸素と栄養素を運び、二酸化炭素や老廃物を回収してくれます。
その血液の流れが悪くなっているということは、肩や首の筋肉に酸素や栄養素が運ばれず、疲れやすくなっているということです。
この血液の流れを良くする方法が、運動です。
ジムやフィットネスといった場所で動くのもとても有効ですが、そこまでハードな運動をしなくても、散歩やウォーキングといった軽めな運動でも構いません。
他にもストレッチや入浴といった行為も血液の流れを良くしてくれます。
しかし、運動は血液の流れを良くするだけではなく、筋肉量の低下を防ぐことができ、筋肉の柔軟性を高めることができます。
筋肉は血液を末端に送るポンプの働きがあるため、継続して運動を行うことで全身の血液の流れを良くしてくれるため、肩こりが起きにくい体を作ることができるのです。
いかがでしたか?
今回は二つの原因を紹介しましたが、肩こりや腰痛にはもっとたくさんの原因があります。紹介しなかった原因は今後のブログで紹介していこうと思います。
では、次回のブログもお楽しみに!