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肋間神経痛とは 原因
こんにちは!あおば整骨院川口院です。
今週は「肋間神経痛」について解説していきます。
皆さんは「肋間神経痛」という言葉を聞いたことはありますか?
よく脇腹が痛むことを肋間神経痛だという方がよくいらっしゃいますが、肋間神経痛とはそれだけではありません。
そもそも肋間神経痛とは、肋骨に沿って通っている神経(肋間神経)が痛む症状であって、疾患名ではありません。
もちろん脇腹が痛むという症状もありますが、原因によっては電気が走るようなビリビリした痛みだったり、背中やお腹、胸部にも痛みが現れます。
痛みは左右どちらかに起こり、両側で起きることはまれです。
では、肋間神経痛を引き起こす原因について見ていきましょう。
原因は大きく分けて2つあります。
1つ目は「原発性の肋間神経痛」です。
原発性とは病院などで検査を行なっても明確な原因がわからなかった場合を言います。
考えられる原因として、「ストレス」と「日常生活での不良姿勢」の2つが考えられます。
ストレスが強くなると、自律神経が乱れやすくなり、筋肉が緊張しやすくなります。
背中の筋緊張が強くなると肋間神経を圧迫する原因となるためストレスの解消が重要になります。
在宅勤務でパソコン業務やスマートフォンを不良姿勢で操作し続けることが近年増えてきたと思います。
悪い姿勢(特に猫背)が続くと肩こりや腰痛、背中の筋肉の緊張を強くする原因につながり、その結果、肋間神経痛を引き起こすことになります。
原因の2つ目が「続発性の肋間神経痛」です。
続発性は原発性とは反対で、原因がわかっているものを言います。
特徴的な原因として神経を傷つけること、圧迫することや感染などがあります。
神経を傷つけるものとして、肋骨の骨折などが挙げられます。骨折した肋骨の先端が肋間神経を傷つけることがあります。
神経を圧迫する疾患として、椎間板ヘルニアがあります。ヘルニアとは背骨にある、衝撃を吸収するクッションの役割をする軟部組織が神経を圧迫する疾患です。
身体の免疫力が下がると、ウイルスに対する抵抗力が落ち、肋間神経がウイルス感染を起こすと肋間神経痛を引き起こします。
いかがだったでしょうか。
今回は肋間神経痛の原因について解説しました。
次回も肋間神経痛に関わる解説を行いますのでお楽しみに!