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足の裏 痛み
こんにちは。あおば整骨院 川口院です。
今回のブログは足の裏の痛みについて解説していきます。
皆さんは歩く時や走る時に足の裏が痛むことはないでしょうか?
実は、足の裏にも足首や指を動かすためにたくさんの筋肉がくっついています。
歩くため、走るために動かすには筋肉がとても大切になってきます。
今回はそんな足裏を痛みの感じる場所に分けて、疾患名を紹介していきます。
まずは踵付近に痛みが出る疾患を紹介します。
1つ目は「足底筋膜炎」です。
足底筋膜とは、足の裏の土踏まずを跨ぐ筋肉です。
この筋肉は、踵の骨から指の付け根にくっつく筋肉で、土踏まずの縦のアーチを把持することで、足裏からの衝撃を吸収する役割が足ます。
その筋肉を、スポーツなどで使いすぎたり、長時間歩いていたり、座っていると筋肉の緊張が強くなり、付着部である踵の骨に牽引力加わり、足の裏の痛みにつながります。
特に注意する点として、慢性化すると踵に骨棘と呼ばれる骨の棘ができる場合があります。痛みがなければ問題はありませんが痛みを伴う場合は治療がとても難しくなります。
2つ目が「踵の骨折」です。
高いところから落ちたり、飛び降りた時に起こることがあります。
3つ目が「シーバー病」です。
別名「セーバー病」とも呼ばれ、成長痛の1種です。10歳前後の男児に多く見られ、過剰に走るスポーツを行うと、アキレス腱が踵を引っ張る力が加わり、踵の骨に血行障害が生じて痛みを引き起こします。
次に、土踏まずに痛みを引き起こす疾患です。
1つ目が、「扁平足」です。
聞いたことのある方も多いと思いますが、扁平足とは、「後脛骨筋」と呼ばれる筋肉の機能障害によって引き起こされると言われております。
扁平足になると、歩いた時に、足からの衝撃を緩和できなくなり、負担が足や膝に溜まりやすく、その結果、足の痛みを引き起こします。
2つ目が「有痛性外脛骨」です。
思春期の女性や、スポーツを行う10歳くらいの子に多く起こります。
「外脛骨」とは内側のアーチの真ん中に、本来1つにまとまってできるはずだった舟状骨の隣にできた骨を外脛骨と言います。
5〜14%の人に外脛骨があると言われ、外脛骨があることに問題はありません。しかし、過度な運動や捻挫、打撲によって外脛骨と舟状骨の間で炎症を引き起こし痛みが続くことがあります。
これを有痛性外脛骨と呼びます。
最後に指の付け根に痛みを出す疾患です。
1つ目が「外反母趾」です。
これも聞いたことがある方がいると思います。親指が人差し指側に曲がってしまう変形ですが、これも痛みがない場合は問題ありませんが、親指の付け根にタコができ、痛みがある場合は注意が必要です。
2つ目が「種子骨障害」です。
本来、親指の付け根には2つの種子骨があります。種子骨は関節を曲げる力の効率を上げ、着地のときの衝撃を和らげてくれます。
しかしスポーツやお仕事で過度なストレスが加わると、炎症や骨折が起き、痛みを引き起こします。
3つ目が「モートン病」です。
モートン病とは、足の筋肉を酷使することで、足の裏で指に向かう神経が指の間にある筋肉に圧迫された状態です。指の付け根から指先に痛みやしびれを引き起こします。
以上が足の裏に痛みを引き起こす疾患になります。
現在、今回紹介した疾患の中に気になる症状や、実際にお悩みの症状があった方は、一度あおば整骨院川口院へご相談ください。
次回からも、足の裏の痛みについて解説していきますのでぜひご覧ください。