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顎関節症とは
こんにちは。あおば整骨院川口院です!
これまで12種類の症状について解説してきましたが、症状や疾患にはまだまだたくさんあります。
皆さんのニーズも考えながらこれからも色々な症状や疾患を解説していきたいと思いますので、解説してもらいたい疾患や症状がありましたらぜひご相談ください。
13種類目の今回は「顎関節症」について解説していきます。
顎関節症とは、
・口を開けると痛い
・口が開かない
・顎の動きに伴い、顎で音がする
などといった症状が現れる疾患です。
また、「顎関節症」はⅠ〜Ⅴ型にタイプ分けされます。
Ⅰ型は、顎の筋肉の使いすぎが原因となるものです。
顎を動かす筋肉には、咬筋・側頭筋といった筋肉が存在します。これらの筋肉を使いすぎることによってⅠ型の顎関節症になると言われています。
Ⅱ型は、顎関節についている靱帯の異常によるものです。
無理に口を開けたり、固いものを食べたり、歯ぎしりによって生じます。
Ⅲ型は、関節円板の異常によるものです。
関節円板とは、上下の顎の間に存在する軟部組織でクッションの役割をする組織です。
Ⅲ型は関節円板の位置がずれて生じるため、口を動かすと雑音を感じます。これがひどくなると、口を開けづらくなったりします。
Ⅳ型は、顎関節を構成する骨の変形によるものです。
このタイプは症状だけで状態を判断することが難しいので、口腔外科などでレントゲンを撮る必要があります。
また、変形してしまった骨は元に戻すことが難しいため治療も難航します。
Ⅴ型はⅠ〜Ⅳ以外が原因になるものです。
ここまでは顎関節症のタイプを紹介しましたが、次に顎関節症になりやすい人を見ていきます。
・頬杖をつく、うつ伏せで寝るなど片方の顎に負担がかかる姿勢をする
・食いしばりや歯ぎしりをする
・歯並びや噛み合わせが悪い
・虫歯が多数あったり、虫歯を放置している
・爪を噛む癖がある
・ストレスを抱えている
といった人が顎関節症になりやすいと言われています。
いかがだったでしょうか。タイプや、なりやすい項目に少しでも当てはまったり、思い当たることがある方はいましたでしょうか?
次回からも顎関節症について解説していきますので続きをお楽しみにしてください!